態度教育 〜しつけ〜

徳育(態度教育)

態度教育とは?
今家庭教育が崩壊しています。親も子も切れる時代です。核家族化が進み豊かな時代となり無免許の親が増えてきました。しつけの崩壊です。 学校教育が崩壊しています。学級崩壊をはじめ、ゆとり教育による学力崩壊。しかしまだまだ根深い受験戦争。現在教育界は塾の一人勝ちです。塾では勉強が第一です。勉強しかしていない子どもが増えています。つまり人間としての教育が崩壊しています。

基本の家庭教育が崩壊し、学校教育も崩壊すると、その先の社会人として、成功するはずがありません。勤労の崩壊です。いまやフリーターにとどまらずニートが増大しメンタルヘルスという言葉も市民権を手にいれました。今までの社員教育は【技術力】を中心としたものでした。しかし、いくら技術を教えても続かない、やる気がないのでは役に立ちません。今は【人間力】の教育が盛んになってきています。

つまり教育乱世・崩壊の時代に必要な教育が人間力を強化する【態度教育】なのです。挨拶・返事・履物をそろえる・姿勢を正す(立腰)・食事のマナー(食育)です。これが人間の基礎です。これを実践することにより心が強くなり、人間力がアップします。

泉新学園 学園長 松井直輝


態度教育5つの基本

一.挨拶ができる
-挨拶は信頼の第一歩-
園では子どもたちに立ち止まり、足を揃えて挨拶することを指導しています。それは相手に心を向けるということです。少々堅苦しいぐらいが調度良いのです。現在の生活では、その堅苦しさが欠如しています。相手に心を向けていないのです。
できれば挨拶し終わった後、目と目が合っていれば最高です。不思議なことに相手に心を向けて挨拶すると相手も心を向けて挨拶してくれます。心が返ってくるのです。当園ではそのような挨拶を指導しています。これが人間関係の第一歩、つまり “信頼の第一歩” なのです。
一.「ハイ」と返事ができる
-返事は尊敬の第一歩-
返事は「ハイ」です。拝啓の「拝」です。返事をするとその人を敬う気持ちが現れます。
心にはコップがあります。心のコップが上を向いていると教えたことはどんどん入ります。しかし、コップが裏返っていると何も入りません。そのコップを上に向けるのに返事が良いのです。これを「素直」といいます。「あなたは大切ですよ」「今からあなたの方を向きますよ」という、尊敬の第一歩が返事です。当園では「は~い」ではなく、「ハイ」という返事を指導しています。
一.履物がそろえられる

-けじめの第一歩-

物事には始めと終りがあります。この終りをしっかり締めくくることをけじめといいます。履物をそろえるということは、物(もの)と心のけじめをつけることです。けじめがつけられない人はしまりの悪い人です。またつめの甘い人です。これではたいしたことはできません。
履物をそろえるポイントは両手です。両手でそろえる姿は美しいのです。お茶を飲む、物を渡す、水を注ぐのも両手ですると美しく見えます。両手でするということは、心をそこに向けるということなのです。
人間力は心です。物事を丁寧にする、物を大切にする気持ちが大切です。履物をそろえると敬う気持ち、けじめが身につきます。当園では履物を両手でそろえるように指導しています。
一.立腰ができる(姿勢を正す)
-人間の基礎-
昨今の小学校では授業中座れない子どもが増加しているとよく耳にします。学級崩壊です。自分の心と身体をコントロールすることができないのです。 立腰は自分の心と身体をコントロールする力を身につける為に行います。さらに立腰は集中力・持続力・判断力などを高めていきます。
立腰はまず、一人ひとりの子どもの後ろに立ち、背骨に沿って肩の位置からおへその下まですべり下ろし、おへその下(たんでん)の位置でそっと押してあげます。おなかが前にぐっと出る感じです。そして最後に肩に両手をあて、どのような子に育ってほしいかという願いを込めます。
年長になると約10分間の立腰が可能になり、卒園式では約1時間の式の間ずっと立腰の姿勢を保つことができるようになります。
一.食事のマナーを身につけられる
-食への感謝-
食事は愛情です。昨今、手抜きを支援する食材がいっぱいです。たまにはいいのですが、子どもに母の味を伝える為にも手料理を作ってあげてください。その味は生涯忘れることはないでしょう。
当園の給食は子どもの健康を考え和食中心に行っています。特に乳製品は日本人の身体にはあいませんので、出していません。乳製品を日本人が摂りはじめたのは戦後になってからです。それから骨粗しょう症などの病気が発病するようになりました。
そして、食事のマナーも大切ですね。お箸の持ち方やひじをついて食べないなどのマナーはもちろんのこと、食事の前のトイレから食後の歯磨きまで一連した指導を実践しています。食事は食への感謝、食べ物への感謝を中心に、「何を食べるか」そして「どのように食べるか(作法)」を大切にしています。